14歳からの戦争のリアル

雨宮処凛さんの

「14歳からの戦争のリアル」を読みました。

 

元アメリカ海兵隊員、

 

俳人金子兜太さん、

 

ボランティア活動家の高遠菜穂子さん、

 

紛争屋の伊勢崎賢治さん、

 

ジャーナリストの安田純平さん、

 

韓国からの亡命者イ・イェダさん、

 

自衛官泥憲和さん、

 

女優の赤木春恵さん

 

8人の戦争体験をインタビューしている本です。

 

戦争は民営化されている、

 

戦争にいかされるのは貧困層の若者で、

 

政治家や、その家族、親戚は絶対に行くことなんてない。

 

今の日本は昭和17年に似ているそうです。

 

前年12月に真珠湾攻撃があり、戦争が始まりました。

 

昭和18年に学徒出陣があり、

 

19年には特攻作戦が始まりますが、

 

17年末当時、この国に住む人にはあまり実感がないもの

 

だったそう。

 

戦争は、私たち一般市民が気付かないところで

 

はじまっていく。

 

今は「戦前」だという言葉をよく聞くようになりました。

 

「知らなかった」ではすまされない。

 

今はまだ自分の力で情報を集めて、

 

何を信じるのか選ぶことができる。

 

特定秘密保護法や安保法制が成立した今

 

私たちはもっともっとアンテナをはって

 

勉強しないといけない、

 

そう感じた一冊でした。

 

巷では、選挙に当選するために

 

政治家さんたちがごちゃごちゃしてますが…

 

戦争しない国を作る人や政党を選ばないと

 

えらいことになりますね。